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藤生は幼い頃より自身が男だと信じて疑いもしなかった。
男として憧れの象徴である叔お父さん、虎匡。
数年ぶりの再会を果たすも互いに歪な感情が芽生える。
男として生きる藤生にとって、成長に伴う肉体の変化は恐怖そのものであった。
それを受け入れるためには虎匡の肉欲が必要であった。
しかし藤生の初体験以降、虎匡はセクロスという行動を拒絶する。
引き換えに、アブノーマルなプレイに耽溺するも、虎匡は日に日に罪悪感に苛まれ…。
プレイ内容
・局部吸引肥大化
・有無を言わさず連発壮絶イキ
・大量潮噴き
・浣腸ボテ腹
・飲尿嘔吐
・嘔吐イラマ
・電流責め
・失神
・言葉の羞恥プレイ
・陰部スパンキング
・Aスポット開発
※軽い大スカ表現があります。
エロCG基本20枚
物語CG基本58枚
この作品はアブノーマルのエロCGとしてはもちろん、非エロの部分の文学作品としてのクオリティがとても高いです。登場人物の感情が痛いほど伝わってきて、心の痛みとアブノーマルなプレイによるカラダの痛みが刻み込むように感情を揺さぶってきました。
エロアルバイトでは丁寧に体の雰囲気が書かれていてとても欲情しました。アブノーマルなプレイが好きならとても抜ける作品であると思います。
主人公たちの心の闇が共感できる部分もあり、また想像でしか共感できないような部分も丁寧に表現しているため、自分の中に落とし込むことができると思います。
ぜひともエロでも文学作品としても読んでいただきたい内容でした。
絵柄、色から伝わる光の加減がとても雰囲気が良く文体にマッチしていたと思います。
藤生のお母さんについての謎が伏せられたままですが、僕個人としては、なんとなく兄妹婚だったのでは?と思っています。
このまま1話完結でも余韻があり、想像を掻き立てられるので、この作品にはそれも合ってるかな、とも思いますが、続きを見たい気持ちも強いです。
虎匡と血縁関係を持たせてないのは、ハッピーエンドへの道筋を残すためだと信じています。
ほんの少し現実的に考えると藤生の愛情は中高生の初恋人に対する「この人が世界の全て!絶対結婚する!」というありがちなアレで半年持たずに別れるかな、と野暮なことが頭をよぎったりw
これがアニメならBGMは一切無しで、声と自然音と風鈴の音だけで静かな演出だと似あいそうですね。
実用性から書きますと、初潮前つつとてもキレイな主人公に同意はあるものの跡の残るレベルの責めを行います。
肉感も液体感も非常に高いレベルで局部吸引、浣腸、嘔吐イラマ、裂けるような破瓜(尻穴も)等に自分は作品の雰囲気も含めてとても欲情しました。
表現の難しい鼻血が似あうのがキレイを際立たせます。
次にその作品の雰囲気ですが。
性自認に悩みを抱える主人公が、幼少期のトラウマを抱えるも男性的魅力のある叔お父さんへの、被虐的な性的倒錯を経て互いに依存する物語。
お父さんとも祖お母さんとも上手くいかず、終始重い雰囲気を漂わせる。
叔お父さんの酔った勢いのキスから、自分を大切にしない雰囲気の主人公が部屋にしまっておいた性的オモチャを発見し使わせる流れ。
叔お父さんは主人公の事を大事にしたいくせに、歯止めが効かなくなっていく。
これほどの事をしているくせに表面上は上手くやっているように繕え、胸を抉るような周りの優しさ。
この「いけないことしてる」というテーマをずっしりと描き切っている、作者様の手腕に惚れ直します。
話の締め方も好みでした。
情念というか湿度と熱量、極まっていっそ冷ややかささえ感じさせるような……。読了直後の勢いに任せているのでいまいちまとまってないですが、登場キャラクターの抱える情念がほとばしるように伝わります。
倒錯した感情とプレイ、癖のある絵柄も相まって、非常に官能的です。
抜けるかどうかで言ったら、そこまで突出してはいないかもしれませんが、作品としての熱量が圧倒的。
万人におすすめするにはほんの少し癖があるけど、刺さる人にはめっちゃ刺さると思います。
静かに余韻に浸りつつレビュー投稿させていただきます。
夏の田舎の空気感など文章を通し感じることができて心地よくも退廃的で
藤生から感じる切ない閉塞感。
長い前髪の下に隠れる虎匡の眼や藤生の体にのこるオモチャの跡等もとても細かく実用的でもありました。
残忍なイラマ表現好きには堪らなかったのですが
虎匡は藤生の事を思い気遣う姿勢を持ち、アフターケアまでこなすのですが、時折みせる正気な冷静さからか
イラマも出したものを強要するのじゃなく罪悪感混じりなのが本当に良い…自分のしていることを分かってるんですよね
堪らず手に吐いてしまったものをもう一度のむ藤生の健気さ。
ぐちゃぐちゃになりつつ愛し合えた2人が迎えるラストが儚くて美しくて何回も読み返しました…しばらく頭から離れてくれそうにありません
成長に伴う肉体の変化に恐怖する、男として生きる姪。
とある出来事から娘との接し方が分からず、戸惑いの時が長いお父さん。
久方ぶりに兄と顔を合わせての酒、その後、深夜に姪との交流による深酒から、
朦朧とした意識で眠っている姪に襲い掛かってしまった叔お父さんは、精神に変調を来たす。
姪がああいう風に生きる事を決定付けてしまったのは俺のせいだ、と。
しかし、精神に変調を来たしたのは何も叔お父さんだけじゃない。姪もまた、精神に変調を来たしていた。
弟の影響で変わった娘に救われていくお父さん。その裏で壊れる弟、雌になる娘。
壊れた男は、雌となった姪の言葉で決壊する。